![今 中小企業の社長に必要なキャッチコピー](https://optimojapan.com/wp-content/uploads/2017/09/thought-catalog-217861-e1505285878256.jpg)
最近ある人のキャッチコピーが気になります。落合陽一さんです。落合陽一さんのキャッチコピーは「現代の魔法使い」。
一体どんな魔法を使える人なのか、たった7文字なのにすごく想像力をかき立てられています。
現代の魔法使い 落合陽一
https://twitter.com/ochyai/status/907784224282779648
落合 陽一(おちあい よういち、1987年9月16日 - )は、日本の研究者、大学教員、博士(学際情報学)、メディアアーティスト、実業家。筑波大学 学長補佐・図書館情報メディア系助教 デジタルネイチャー研究室主宰[1]。
最初にテレビで見たのはTBSのサンデージャポンでした。不思議な視点で意見を言う人だなと感じました。彼のインタビュー記事や発言では、これとか、これとか、かなり深いところまで現代社会を分析している方だと分ります。
ちなみに落合陽一さんのお父さんは40代以上にはおなじみの国際ジャーナリスト落合信彦さんです。
スーパードライのCMで一世を風靡したオジサン。空手の実力でアメリカンドリームを実現した男。私も友人から薦められた本「アメリカよアメリカよ」には青春時代に大きな影響を受けました。
そんなマッチョな父を持つ息子がちょっと中性的な雰囲気なのも面白くて。父「国際ジャーナリスト」息子「現代の魔法使い」、なかなかすごい親子です。
それでは本題です。
ズバリ中小企業の社長にはキャッチュフレーズが必須
取材をしたり、一緒に動画を作らせてもらった中小企業の社長さんたちは、とにかくキャラが濃いです。社長1人が会社の顔になって営業から広報、実務まで八面六臂の活躍をされている方ばかり。
一方で大手企業の代表の方(といっても3人お会いした程度ですが)はキャラはそれほど濃くなくて、上品で洗練されていて理路整然と話される方ばかりでした。
ここでは優劣を付けたいのではありません。何千人何万人の社員のトップに立つ社長と、数名〜数百人を束ねている社長では社会に対してキャラクターの打ち出し方が違うはずなのです。
普通は●●という会社の△△社長というイメージ戦略ですが、これは●●という会社の存在を知っている人にしか機能しません。会社を知らない人にとっては残念ながら注意を引く事がなく終わってしまいます。
当然大きな会社であるほど、既に多くの人に会社のイメージ(ブランド)が根付いているのでそれで十分なのです。
中小企業の社長に必要なのは一言で、いったいどんな社長なのか興味を抱かせる、練りこんだキャッチフレーズです。それがあることで、会社の紹介をする前に人物についての興味を抱いてもらう事ができます。
冒頭にあげた落合陽一さんは「現代の魔法使い」ですが、お笑い芸人のネタ番組なんかでキャッチコピーは多用されます。
お笑い芸人のキャッチコピー
『変幻自在のキャラ姉さん』 友近
『昭和をまとった新世代』 銀シャリ
『孤高のWボケ』 笑い飯
『コント仕掛けのスペシャリスト』 アンジャッシュ
『ボリューム感の挟み撃ち』 サンドウィッチマン
古くはタモリのボキャブラ天国から広まった手法でした
ボキャブラ天国で使われたキャッチコピー
『不発の核弾頭』 爆笑問題
『邪悪なお兄さん』 海砂利水魚(くりぃむしちゅー)
『電光石火の三重殺』 ネプチューン
知名度がまだまだの若手芸人のキャラクターを一言で表現するために、キャッチコピーが必要不可決だったのです。
私がこれまで出会った社長さんを思い描いて、いくつかキャッチコピーを作ってみました。
中小企業社長からイメージしたキャッチコピー
『満身創痍の司令官』
『スマイリー鬼職人』
『婿入り社長のレアケース』
『全国どこでも大相撲』
『飲み屋街のダンディー』
『頭脳派ブルドーザー』
『自由 そしてまた自由』
『粋の全身芸術』
『陽気な事業再生師』
『胸ポケットには地元愛』
ビジネスの場でこうした表現することが適切かどうかはさておき、キャッチコピーがあると初対面の人から「どういう意味ですか?」と興味をもってもらうきっかけになるのではと思います。
キャッチコピーを活用した社長紹介動画でもあれば尚良しです(営業)
上記の社長さん方々に許可をいただければ、なぜこんなキャッチコピーに思い至ったのか記事にしたいと思います。
ちなみに、私の取引先の男性が私につけてくれたキャッチコピーは「既得権益に抗うメディア新時代のプロデューサー」です。できることならこのコピーに負けない実力を身につけたいものですが・・・