【断言】自社メディア運営が必要なのは中企業です

私の父は大企業で働いていました。生活が苦しかったとか毎月の収入が不安だった記憶はなく、のほほんと暮らして社会人になりました。でも社会人になってからはテレビ番組制作、映像制作業界で安定することがなかなか難しく、34歳でフリーランスになり39歳で起業しました。毎年収益は上がっているのですが、どこか落ち着かない毎日が続いています。

それはさておき「大企業」「中小企業」とはよく言いますが、その定義を調べてみても条件がいろいろあって、製造業ならこれくらいの規模、サービス業ならこれくらいの規模となかなか細かいです。中企業と小規模企業を区分けする定義も細かくあります。つくづく日本人はカテゴライズが好きな民族なんだなあと思います。正社員と非正規社員とか、アラサー、アラフォー、アラフィフとか、専属モデルと読者モデルとか、既婚者とお一人様とか、持ち家派と賃貸派とか。とにかくどこかに位置づけないと我々は気が済まないんですかね〜

それはさておき、本題に入ります。自社で運営するメディア(オウンドメディア)が最も効果を発揮するのはズバリ中企業です。従業員は20人以上、300人以下で資本金は3億円以下。この範疇にある企業で、何年も自社のホームページにあまり力を入れていないところは、一刻も早く何か手を打つべきでしょう。

中企業(と大企業傘下の中堅企業)は確固たる得意先と技術を持っているところが大半で、また直接消費者と向き合う、BtoC企業の割り合いが比較的少ないように思います。大企業が消費者向けに広告代理店を使ってメディア戦略しているのを、遠くで眺めながら「ウチには関係ないか」と感じている経営者の方が多いのではと。

確かに広報やPR、メディア対策がきちんと部署として存在する大企業と、そこまで手が回らず必要性も感じられない中企業では、広報でやるべき手法が違うのは当たり前です。広告代理店を使ったメディア戦略が必要な中企業の数はわずかだと思います。

だからといって、自社のホームページが「会社概要」「代表あいさつ」「製品情報」などの固定化された情報と、時期がきたら告知する「リクルート情報」、たまに更新する「お知らせ」だけというやる気があまりない自社サイト運営をしているのは、これからの時代あまり得策とは思えません。

直接消費者に伝える必要はなくても、取引先、仕入れ先、協力業者、さらに新たな雇用のためにも、出せる情報を整理してコンテンツとして発信することはもはや不可決です。そうした積み重ねがある日突然、思いも寄らなかったビジネスに繫がる事例をこれまでたくさん目撃しています。

また、マスメディアが取り上げる中小企業はどうしても一度紹介された企業に偏ります。その理由は様々ですが、まず自社で何らかの発信している企業をメディア関係者が見つけて取材する。それを見た読者や視聴者がSNSなどで拡散する。さらにそれを見た別のメディア関係者がまた取り上げる、という雪だるま式になっているケースが多く見られます。

ネット時代の情報はフラットになるべきだと思います。限られた企業だけに注目が偏るのは健全ではありません。実績も実力もある中企業が「もっと知名度を上げたい、もっと製品やサービスを知ってもらい」と考えているのに、なかなか結果が付いてこないケースがあるとします。その企業の経営者がするべきことはオウンドメディアやコンテンツマーケティングについて研究し、自社内でノウハウを構築して実践することです。もし自社で運用が難しければ外部の業者を利用してでも、日々の地道な情報発信をすべき時期にきていると思います。

ちなみに小規模企業は全て自前で、コツコツと情報発信を経営者自身ですることが鉄則だと思います。(自戒)

どんな商品、サービスでも映像メディアの活用は不可決です

映像やインターネットを使って商品やサービスをPRする手法は、もはや当たり前となっています。ただだからといって、単に映像を作って自社サイトに掲載するだけでは効果が得られにくい時代になりました。何をPRするのかを細かく決める。誰が発信するのか計画を立てる。お客様にどんなアクションを起こしてほしいのかを綿密に想定する。これら全ての要素を満たして映像による情報発信の効果を上げます。成長する企業に貢献できるオプティモにぜひお任せ下さい。

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