【ドローン映像活用案】お寺×インバウンド
Photo by Sorasak on Unsplash

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当たり前になったドローン

映像作品でドローンを使うのは当たり前になりました。姫路城で飛ばして墜落とか、首相官邸に墜落とかネガティブな事件が起りましたけど、ちゃんとしたルールができて、事前に申請して許可をもらう形になりました。空撮業者もたくさんできて、許可申請だけを行うサービスなんかもあります。ひとつのビジネスとしてすでに認知されましたね。

感動よ再び

ただ、皆さんどうでしょう?ドローン映像を見て驚くことはもうなくなってしまっていませんか?私はもう最初の頃に見た時の感動はなくなってしまいました。人間の慣れは恐ろしい。

当たり前になってしまったのであれば、映像としての活用法をもっと工夫する必要があります。撮影方法自体には限界がありますが、演出や編集方法にはまだまだやれることがあるはずです。

ドローン映像の活用アイデア

というわけでこれから紅葉シーズンを迎えるお寺をドローン空撮して、外国人に訴えかけるWEB動画にしたい時にどうすればいいか考えました。

ドローン映像+お経。紅葉の中に建つ神社仏閣の空撮映像の音声をお経にするのです。はいそれだけです。例えば真言宗のお寺であれば、般若心経を流す。

可能であれば、教典の英語訳を文字情報として付ければ尚良いでしょう。また映像の隅にお経を唱える僧侶の映像を入れるのもいいですね。

一般的に日本人は信仰心が弱いと言われています。神社仏閣巡りをする人の多くは風景を楽しむ旅行気分の方が多いです。でも日本の文化に魅了されて来日する外国人の中には、より深く日本を知りたいと考えている人が多いわけで、お寺を訪ねる際でもそこが属する 宗派にはどんなお経があって、何を教えているのか興味があるはずです。

単なる風光明媚な映像だけでなく、お経という情報を追加する事によって訪日外国人に対するアピール力が格段に違ってくると予想します。

映像サンプル

こちらは弊社のドローンパイロットが撮影した京都、醍醐寺の映像です。



お経の例
例えばここに般若心経のお経を追加するわけです。



ちなみにこちらに般若心経の現代語(若者言葉?)訳があります。

さらに一歩先へ

もし、ちょっと先進的な演出をするのであれば、話題になったテクノ法要のようなBGMを使うのもありかもしれません。(批判もあるかもしれませんが・・・)


関連動画

直接は関係ないですが、このミュージックビデオが好きです。北海道の地名をお経風のラップにしています。



大学の頃に良く聞いたビースティーボーイズ。チベット仏教をテーマにした曲が衝撃的でした。


まとめ

映像の力だけに頼らないで音声で何ができるのかを考えつくすのがプロの仕事です。ドローンの映像の他にもVRやAR、360度動画など次々と新しい表現が出てきていますので、今後益々音声情報の重要性が高まっていくでしょう。

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